2018.05.30

ほとんどの人が化粧品ではなく、◯◯にお金を払っている理由

最近化粧品って本当〜に、すごい種類と数が出回っています。

 

昔は大手ばかりでしたが、最近は初めて聞く名前の化粧品もよく見かけます。

 

そんなたくさんある化粧品の中からみんなどうやって、何を基準で選んでるの〜!?ということでその辺について、自分の化粧品を選ぶ基準と化粧品販売会社側からの目線に立ってお伝えしていきたいと思います。

 

化粧品の本当の金額って?

これ以外の方はあまりいないと思いますが、化粧品を選ぶのには『広告』で選ぶことが大半だと思います。

『広告』に見えなくても実は広告です。というものもありますよね(前回のコラム記事のSNSについてでもお話させて頂きました)。ドラッグストアに売っているというのも、広告になりますよね。

それ以外だとすると、周囲の人の「口コミ」でしょうか。

コラムでもブログでも日常でも「広告費すごいかけてるな〜」なんていうことをよく口にしてしまいますが、、

本当に「広告費」というものの威力はすごいわけです。

 

最近化粧品を作っていて、薬品・原料の会社の方とお話することがあるのですが、原料で高額と言っても限界があります。

そして思ったより高かったのが「容器・パッケージ代」です。

・ボトル自体の金額

・ボトルに印刷する金額

・デザイン料

・箱代(ただの箱ではなく光沢仕様の箱)

・箱の印刷代(カラー代)

・箱のサイズ設計代

・ボトル送料(何百本〜何千本単位)

・箱送料(何百箱〜何千箱単位)

 

本当は中身が欲しいだけなのに、もれなくこちらそれぞれの金額が乗っかってきます!

そしてボトルや箱や印刷だけでも、それぞれの会社の家賃や広告費や人件費などが乗るのは当然のことなので、意外と金額が高いんです。

ちなみに化粧品も箱もボトルも、少数ずつでの購入は基本的にできません。一度に大量に購入・仕入れをしなければばりません。

 

 

「箱なんて買ってすぐに捨てるのに…」

これまで容器やパッケージ代にお金がかかってるなんてなぜか考えたことも気にしたこともなかった私です…

速攻で捨てる箱と容器のデザインになんて全く興味のない私は自らそれらにお金を払い、捨てていた…今は「あぁ〜お金捨ててる〜泣」と思いながら愛用しているMTの箱と容器を捨てています_| ̄|○(化粧品買ってこんなこと思って使ってる人嫌ですよね。汗)

MTも広告費や容器パケ代など結構かかってるな〜と最近気づくようになりました(^^; ですが良いという理由だけで使っています。

この話を聞くと

「容器やパケ代にお金使いたくないから、もっと安くしてよ!」

「その分原料費にお金かけてよ!」

とほとんどの方がきっと思うと思うのですが(インスタ映え?などを意識する方の場合はそんなことないかもしれませんが)、実際これらにお金がかかっていないとあまり売れないと思います(^^;

そして見た目で良さそうに見える商品を、さらに広告費でお金上乗せ!です_| ̄|○

それら諸々を合わせて初めて、化粧品の金額が出来上がります。

なので私たちは普段、市販で売られている化粧品の中身にお金を払うより、外身に払う金額の方が多いのです。

 

いくら中身の原料にお金をかけていても、外身にお金をかけなければそもそもその化粧品の存在すら知られないわけです。

そして成分が良いものが入っていても安そうなパッケージとあまり知られていない(全く有名じゃないし聞いたこともない)商品を普通の方は絶対に買わないと思います。

むしろ興味すら持たないでしょう…やはり有名=安心安全という思考は強くありますよね。

オタクの私はそういう地味な商品こそ興味を強く持ちますが(笑)

 

結局どういう化粧品がいい?気になる成分表記

ここからは業界や成分のことを知った上での私の見解になりますので、一般目線ではなく完全なるオタク目線になります。ですのであまり興味のない方は「へぇ〜」くらいな気持ちで読んでくださいませ。

 

結局はもちろん「結果」で決めるのが一番良いと思います。成分と効果は「広告」に感情入れずにその製品を見ます。いくら良い成分が書いてあったとしても、だいたい広告に出すための主成分だけを大きく出すところがほとんどです。

例えばですが、プラセンタも豚なのか、馬なのか、植物からなのか、国産のものなのか、どこかよくわからない国のものなのか、などでも全く内容や価値が変わってくると思います。こちらに関しては結局どこのものだったとしても効果が良くあれば良いと思いますが。ちなみにですがプラセンタは豚よりは馬の方が人間により近いようですし数も希少なので良質で高価なのは確かです。

 

 

成分より大事なのは実際に効果が分かるかどうか

成分をあれだけ語りましたが、実際化粧品にも流行りというものがあります。

例えばですが、以前もコラムにしたことがありました保存料不使用。その記載があっても必ず他の保存料は使用されています。

保存料が使われていない化粧品などとても恐ろしく、細菌やカビが繁殖して腐敗し、逆に肌荒れやニキビの原因になります。

こういった点についても、いかに広告や事実と異なったネット情報が多いのかということが分かります。

 

と流行りの例を挙げて見ましたが、実際には肌や身体の構造はいたってシンプルです。ですのでそんなひねってわざわざ凄そうにしなくても、必要なものをバランス良く、毎日コツコツと与えていくことが一番の近道だと思います。

こんなことを言いますのも、私自身が昔はやはり「流行り」とか「広告」でみて決めて使っていたからです。しかし最終的に行き着いたのは、肌の組織と構造はいたってシンプルだということです_| ̄|○

 

自分で本気で良いものを探すとしたら相当労力はいるかもしれませんが、確実なのは実際に使用して良くなってるのかなっていないのか、というところを根気強く確認することだと思います。または詳しい人が身近にいたら聞いてみても良いと思います。

 

あれこれ脱線しながらお話してしまいましたが、結局は肌が良くなったり、綺麗になれば良いと思います。

まだその肌を綺麗にする化粧品を見つけていない方は、参考にしてくださいませ。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

 

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